「仕事ができる」とは何なのか
どうも。
今日、いつもどおり仕事を定時で終え、会社を出ようとエレベーターに乗ると、一緒に乗った人が
「サワイユさんってよく定時で帰るんですか?」
と話しかけてきた。
「まぁ大体そうですね…」
と答えると、
「何か、サワイユさんって仕事できるって聞いたんですけど」
と言われて驚いた。
「えっ。いやそんなことないです普通です普通!」
と慌てて否定。
そのあとすぐに別れたのだが、本当に心臓に悪かった。
こんなポンコツを捕まえて「仕事ができる」とな。
ああ怖かった。
ここで気になったのだが、仕事ができる人の定義は何だろう。
私は今の仕事をしていて、時折「仕事できるタイプだよね」と言われるのだが、いつも不思議に思っている。
電話対応もたどたどしいし、接客もいちいち緊張してしどろもどろ。
たまにミスもするし、分からないことも多い。
こんな私が何故、評価されているのか。
少し考察してみた。
要因と思われるものを挙げてみる。
- タイピングや操作する手が速い
- 頼まれたことは基本的に忘れない
- 残業をほとんどしないで帰っている
これだと思う。(違うかもしれないが)
パソコン操作には慣れているし、元々せっかちな性格なので手を動かすのは速いと思う。それが他から見て仕事が早いように見えているのだろうか。
それから、誰かに「〜しておいて欲しい」など頼まれたことは基本的に忘れたことがない。どこか頭の隅に置いておきながら他の作業ができるのは自分の長所だと思う。
そして、残業をしない。これが結構大きいかもしれない。側から見て、やはり残業をしない人は、仕事を早く終わらせる人に見えるのだろうか。
ここまで挙げてみて感じたのは、自分が仕事ができるというよりも、自分に合った環境で仕事をしているということ。
私は学生時代、もちろんアルバイトの経験があるのだが、酷いものだった。
どれも半年も待たずして辞め、次のバイトへ移っていた。
アルバイトというと代表的なのが接客業だ。
私は接客系のアルバイトをいくつかやったが、どれも上手くいかなかった。
作業は手早くできたが、お客さんへの対応や店員・店長とのやりとりが苦手だった。
ただ、アルバイトを通して「私は接客は無理だ」と学ぶことができたのはよかったかなと(笑)。
捨てる神あれば拾う神あり、というが、その人その人の性質に合う環境というのはあると思う。
今の環境や仕事が私に合っているから、何とかやれている。
このことが分かってから、別の職種へ転職することに対して不安になっている。
一度経験して、職種が合わないのかもしれないと離れてみた。
会社の雰囲気が合わなかったのもあるが、Webデザイナーとしてやっていく自信もなくなっていったので辞めた。
けれど、もしかしたら環境によってはもっと楽しく仕事ができるかもしれないという希望を持って再挑戦する。
いい職場を見つけたいと思う。
ではまた。