家族との関わり方について(健活5話感想)
こんにちは。
ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」を観ているので、今日はその5話の感想を綴ろうと思う。
最新の5話では、生活保護を受ける前に扶養調査(家族や親戚などから援助が受けられないのかを確認する作業)をする話だった。
劇中では、家族に迷惑をかけたくない、関わりたくないという理由で援助を断る申請者に、新人のケースワーカーが「家族なんだから、きっと大丈夫ですよ」と説得していた。
その場面を観た私の頭にぱっと浮かんだことは、
「この新人さんは家族と何も大きな問題がなく生きてこられたのだろうな。」
ということだった。
全く同じ家庭環境で育った人はいないだろう。
だから、完全に理解しろ、とは言わない。
だが、世の中には色んな人がおり、様々な事情や感情を抱えているということは知って欲しい。
他人にとっては何てことのないことも、その人にとっては大きな傷やささくれだったりする。
そこに何も知らない他人が入り込むべきではない。
私は、家族とは「一番身近にいる他人」だと考えている。
たまたま出会ってたまたま気が合い結婚し、たまたま子どもができるのだ。
そんなたまたまで集まる人間の相性が、必ずしも合うとは限らないだろう。
合わなければ合わないでいいと思う。
かく言う私も、一人暮らしを始めてから家庭のストレスが無くなり、たまに会うのが楽しみになるくらいになった。
以前はいつ機嫌が悪くなるか分からない親に振り回されることもあったが今はない。
離れることは悪いことではない。
今、もし家族と一緒にいることでストレスを抱えている人がいるなら伝えたい。
「無理して一緒にいることはない。一度離れて自分の心の安静を優先させた方がよい。」
それではまた。